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管理人の紹介デス ●名前(HN)焔 ●性別 男 ●家の場所? 関東 ●年齢 14歳 ●誕生日 4月19日 ●部活 卓球部 とまぁこんな感じです
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うんこドリルのパロ
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「まさかミス・ロングビルが犯人じゃったとはのう」 集まった人全員の『死ねば?つーかくたばれ』光線を浴びながらも、オールドオスマンは鷹揚に笑っていた。 聞けば、酒場で尻を触っても起こらなかったから雇ったという。 「まあ、何はともあれ、皆ご苦労じゃった」 「ミス・ヴァリエールの使い魔の罪は今後問わんことにしよう」 「ありがとうございます。オールドオスマン」 ブチャラティのみお礼を言う。大先生?鼻歌を歌ってるね… 「それに、ミス・ヴァリエールとミス・ツェルプストーの二人については『シュバリエ』の爵位申請を宮廷に出しておいた。 ミス・タバサはすでに『シュバリエ』の爵位を持っているから、精霊勲章の授与を申請しておいた。」 ルイズとキュルケの顔が喜んだり驚いたりで忙しい。 「ありがとうございます!」 「タバサ!アンタ本当なの?」 「今日は『フリッグの舞踏会』じゃ。 『破壊の杖』ももどってきた事じゃし、予定通り行おう。重ねて言うが、皆ご苦労じゃった」 「ああ、使い魔君たちは残ってくれんかね?」 「私とミスタ・コルベールが話がある」 生徒達が出て行くのを確認したあと、オスマン氏は語り始めた。 「それでじゃ、ミスタ・ロハン」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… 「ワシの生徒たちを『本』にするのはもうやめてもらおうかの?」 「げえッ!」 露伴は、戦場で呂布と遭遇した武将のような反応を示した。 「ああ、今後はワシとミスタ・コルベールが君を監視するからそのつもりで」 「監視にはミスタ・ブチャラティも協力してくれるとありがたい」 「了解した」 「わ、分かった。もう『本』にはしない」 退室しようとするロハンを呼び止める。 「まだじゃ。話は終わってないぞい?」 オスマン氏に不気味な笑顔が浮かぶ。 「君には、今後学院内で『悪さ』をするようならどんな目にあうかを体験してもらおう。モートソグニル?」 オールドオスマンは自分の使い魔であるドブネズミを呼んだ。 ドブネズミ? ドドドドドドドドドドドドドド・・・ 「承太郎さんに聞いたことがある…まさか、それは!」 耳に不自然な穴が開いたドブネズミが現れた。 その傍らに『対戦車砲』のようなものが見える。 「おや?この『能力』を知っているのか?奇遇じゃのう。 なに、心配いらんわい。うちの学院の人間はこの『針攻撃』の治療経験が豊富じゃからのう。 すぐ直るワイ。それに痛いのは最初だけじゃ…多分」 「ま、待て!僕はルイズの使い魔だ。そういうことはご主人の許可が要るんじゃないか?」 「必要ないわい。じゃって君、最初から『使い魔じゃない』じゃろう?」 「「な、なんだってー!!」」 ブチャラティとコルベールが声をそろえた。 「『使い魔』のルーンには『ある種の洗脳効果』があるといわれておる。 マンガ家の君は自分の記憶のリアリティが失われるのを恐れたんじゃろう」 「召喚された時点で、君は『自分に対してはルーンは刻めるし、ここの会話もできるようになるが契約は成立しない』とルイズ君を書き換えた…違うかね?」 「ば、ばれてましたぁ~?」 「さて、ミスタ・ロハン。はじめようか」 「何とか言ってくれブチャラティ!同郷のよしみだろう?」 「俺からは何も言うことはない…おとなしくこの制裁を受けるんだな… むしろこの程度の『お仕置き』でラッキーだと思うことだ」 ブチャラティが『ジッパー』で露伴を『確保』する。 ガチャリ 『アレ』の照準がセットされる。 「ちょっとカンベン…ヤッッダーバァー!!!!」 岸辺露伴 → 再起『可』能 ブチャラティ → 後でこっそり露伴に頼み、ルーンの『洗脳効果』のみ解除。 M72 → ブチャラティが解体。使用不能に。
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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. ――――憩の部屋 憩「明日は京太郎くんと付き合って初めてのデートや!」 憩「ちゃんとおめかしせえへんとな」 憩「それで、あわよくば……って何考えとるんやウチは!」 憩「京太郎くんは優しいからちゃんと段階は踏むはずや」 憩「でも……京太郎くんに無理矢理……とか」 憩「……」モゾモゾ 憩「京太郎くん、ウチのこと本当に好きなんやろか」サワッ 憩「麻雀教えるときに手ぇ触ってみても何も言わんかったし」サワッ 憩「お、おっぱいだって押し付けてみたのに……」クチュ 憩「んっ!」クチュ 憩「付き合って、から、んっ、1度も、キスもっ、してないのっに」クチュクチュ 憩「あうっ、い、いくっ、!」 京太郎「憩さーん、明日のことなんですけど」 憩「え?~~~っ!」ビクンビクン 京太郎「えっ」 憩「はあっ、はあ、きょ、京太郎くん……」 京太郎(……あーこれが噂に聞く女の子のひとりエッチ、か) 京太郎「失礼しましたー」 憩「ま……待って!」 京太郎「まず隠してください」 憩「このままでええ」 京太郎(良くないんだよなぁ……) 憩「京太郎くん、ウチのこと嫌いになった?」 京太郎「はい?」 憩「こんな……こんな汚いウチを見て、その……淫乱ってことを知って」 憩「嫌いになった?」 京太郎「…………」 憩「そらそうやろな……こんなウチなんて……」 京太郎「そんなわけ、ないじゃないですか」 京太郎「憩さんが淫乱?そんなことしてるだけで淫乱なら俺はど淫乱ですよ」 京太郎「むしろ憩さんのことをもっと知れて良かったって思います」 京太郎「ねえ、憩さん」 憩「……なんや?」 京太郎「これからは……2人で汚くなりませんか?」 憩「そ、それって…………」カァァ 京太郎「ご想像の通りですよ」ガバッ
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夏2-53 Sカード カードタイトル:三千院ナギ ジョブ:お嬢様 学生 iluus:南国少年 使用タイミング 即時 『三千院ナギ』があなたの場に3枚以上あり、『三千院ナギ』以外のカードがあなたの場にない場合、あなたのデッキから『三千院ナギ』のCキャラカードを1枚まで選んで、手札に加える。その後シャッフルする。 明日もきっと Cキャラを完全サーチなのは面白いです ただし、ナギが減ってきたせっぱつまった状況で使えないのが残念。 相手の手札が1枚のときにナギ・THE・ハンター 相手のパワーが低い時に、思索するお嬢さま などここぞというカードを持ってこれるとかっこいいかも。
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戦争だった。 他に理由はいらない。私達はただその事実にのみ従い、銃を手に取り、ただ殺すことだけを覚えた。 男女平等を謳った今の世の中じゃ、女だからと言って戦わないなんて都合のいいことは言えない。 国の為に戦い 家族や友人の為に戦い そして何より自分の命の為に戦うしかなかった そんな中、私はその操縦技術を買われ第三十二航空部隊に配属された。 唯「ここ…かな?」 確かにそこには『第三十二航空部隊』と書かれたプレートがある。恐る恐る中を覗いて見るが…真っ暗である。 唯「もしも~し、誰かいませんか~?」 「動くな」 唯「ひいぃっ」 「両手を上げろ」 唯「はひっ」 まさか敵軍のスパイがこんなところまで!? 「よし、次は服を脱げ」 唯「ええぇぇっ!?」 「脱がないと殺す」 唯「くっ」 私はこれからどんな辱しめを受けるのだろう…。味方陣中とは言え油断し過ぎた…。 そんな甘さがこの結果を生んだんだ。 でも…それでも死ぬわけにはいかない。 どんな辱しめを受けようと軍人のプライドをへし折られようと…命だけは落とすわけにはいかない…! 一人苦しむ妹を置いて先には逝けない…! 唯「わかりました…。脱ぎます…」 緑色のシャツのボタンを一つ一つ外していく…。その下から更に緑色のタンクトップが露になる。 「タンクトップとズボンもだ。早くしろ」 唯「うぅ…」 今は命令に従うしかない…。 両手をクロスさせながらタンクトップの裾を摘まみ持ち上げ、一気に脱ぐ。 乙女の恥じらいなど軍に入った瞬間に捨てた。今傷ついているのは敵に服従しているという軍人の心であって決して乙女の恥じらいなどではないのだ! 本当だよっ! 「へ~…可愛い下着つけてんな」 男にしては少し高い声で変態じみたことを! 「ほらほら、下も早く早く~」 唯「~ッ!」 こうなればヤケだ!どうにでもなれ! 唯「南無三ッ!」 ガバッ! 「りいいいいつううううぅぅ~~~?」 「あちゃ~、見つかったか」 「あちゃ~見つかったかじゃないだろ! 昼間の訓練サボって何やってんだよ! 真鍋少佐カンカンだったぞっ!」 「スーパーエースに訓練なんて必要ないんだよ」 「この前ちょっと活躍したからって天狗になって! 次どうなっても知らないぞ!」 「へいへ~い。午後のはちゃんと行くよ」 「全く……。で、さっきからいるこの下着一枚の子は…誰?」 「さあ?」 唯「……(助かった…?)」 唯「…平沢唯一等兵であります…」 「ご、ごめんね平沢さん。律のやつ新人が来るといつもこれで…。私は秋山澪一等兵です。よろしく」 唯「こちらこそ…」 この人はいい人そう…。 律「田井中律一等兵だよん。よろしくね、淡いピンクの可愛い下着の子」プププ 唯「」イラッ 澪「りーつ!?」 律「わかってるよ。ほら、仲直りの握手握手」 唯「…したくないです」 律「そう怒るなよ~。私のも見せてやるから」 澪「律! 平沢さんも。同じ航空隊同士仲良くしようよ。階級も同じなんだしさ」 唯「」ツーン 律「」ヘーンダ 澪「はあ…」 紬「あら? お客さんかしら」 澪「あ、ムギ。紹介するよ。今日からここに配属になった平沢唯さん。階級は私達と同じ一等兵なんだ」 紬「まあ♪ 私は琴吹紬一等兵よ。よろしくね、え~と…なんて呼べばいいかしら?」 唯「階級は同じなので好きに呼んでくれて結構です」 紬「じゃあ唯ちゃんで! 私のことはムギちゃんって呼んでね」 唯「宜しくお願いします。琴吹さん」 紬「あらあら」 律「つれない奴~」 澪「お前が悪いんだろ!」 こうして、私達は出会いました。 夕刻── 律「訓練訓練…毎日訓練。は~…もっとこうババッと攻めて来ないのかね~敵さんは」 澪「律! 不謹慎だぞ!」 律「しかしこうも毎日訓練ばっかりだとねぇ。前のだってただの偵察機撃墜だしさ~攻めて来る気あんのかね~あちらさんは」 唯「(なんだ…ただの戦闘狂か…)」 紬「真鍋少佐が来たわ!」 澪「」ビシッ 律「」ビシッ 紬「」ビシッ 唯「(あれって…)」ビシッ 真鍋「うむ。では午後の訓練を始める! その前に、平沢一等兵!」 唯「は、はいっ!」 真鍋「中々の腕だと上から報告を受けている。」 唯「はっ! ありがとうございますっ!」 真鍋「(期待してるわ、唯」ボソッ 唯「(やっぱり…!)」 律「(何かあの二人初対面って感じじゃないよな」ボソボソ 澪「(いいから黙ってろ」ボソッ 真鍋「まず旋回飛行から、始めっ!」 ────── 律「相変わらず鬼教官だよなあの人…」 澪「律は午前中サボったから余計に絞られただけだろ。それにしても平沢さん凄いな! あんなに綺麗に旋回する人初めて見たよ!」 唯「そ、そうかな?」 律「実戦であんな基礎的な動きしてたら良い的だけどな」 唯「っ!」 澪「律! いい加減にしろよ! 平沢さんに何か恨みでもあるのか?」 律「別に…ただ目付きが気に入らないだけだよ」 紬「目付き…?」 律「私だけは特別…そんな目してるよ、お前」 唯「…あなたに何がわかるの?」 律「ああわからないさ! わかりたくもないね! そうやって自分だけが悲しくて思い詰めてるって顔してりゃみんなが心配してくれると思うなよ!? ムシャクシャするんだよそういうの!」 唯「ッ!! お前ッ!」 紬「二人ともやめてっ! ここで争っても…何の解決にもならないわ…」 澪「ムギの言う通りだ。ここで殴り合った所で生傷が増えるだけだぞ。律、お前の勝手な解釈で平沢さんを煽る様な言い方するな」 律「っ…だってよぉ」 澪「みんな色々あるのは同じなんだ…。戦争なんだから…」 律「…。悪かったよ。言い過ぎた」 澪「平沢さんも」 唯「…すみませんでした」 澪「じゃあこれで二人は仲良しだ。いいな?」 律「はいーはいー…じゃ、先に帰って寝てるわ」 唯「…」 澪「はあ…」 紬「お疲れ様澪ちゃん」 澪「こんなので大丈夫かな…」 唯「ちょっと…いいですか?」 澪「ん?」 唯「あの人…」 澪「田井中律、だよ」 唯「……田井中さんは戦争で誰か亡くされたんですか?」 澪「うん…。律の家は父親と母親も軍人でね。開戦直後に亡くなったらしいんだ…」 唯「そう…なんですか」 澪「うん…。つい最近たった一人の家族だった弟も戦死して…だからちょっとナーバスになってるんだ。戦争だから珍しいことじゃないんだけど…ね」 唯「……もしかして、秋山さんも?」 澪「うん。家族も親戚も空襲で亡くしたよ…。隣のムギも似たような感じかな」 紬「……」 唯「辛く…ないんですか?」 澪「辛いさ。けど…もう流れる涙もない…って言ったら嘘になるけど。やっぱり、悲しんでばかりじゃ前に進めないから」 唯「……」 バカだった…。 あの人の言う通りだ。自分が一番不幸だと思ってた。私に比べたら周りのみんなはなんて幸せだろうって…そんな目で見てた。 自分の窓から見えている景色しか観てない私はただそれだけを嘆いてた。 でも、この人達はそうじゃない。自分達の見えてる景色がどんなに悲しくったって…それを嘆いて周りを困らす様なことはしない。それどころか寧ろ笑いかけてすらいる。 そうか…これが強いってことなんだ…。 紬「悲しいお話は終わりにして…帰って平沢さんの入隊祝いをしましょう!」 澪「それいいなムギ! 平沢さんもいい?」 唯「…唯でいいよ、澪ちゃん。ムギ…ちゃん」 澪「うんっ! ふふっ」 紬「うふふ」 唯「あはは…」 私達はこんな中でも笑い合えた。 私はこの時初めてみんなと同じ窓を覗いたんだ。 その先には何があるかなんてわからないままに。 それから時が流れるのは早かった。 朝起きては訓練。昼御飯を食べては訓練。夕方になれば訓練。そして床につく。 そんな毎日だった。 あれから澪ちゃんとムギちゃんとは仲良くなったけど、やっぱり田井中さんとはどこかギクシャクしたままだ。 そんなある日… 真鍋「よし、早朝訓練終了!」 律「はあ…はあ…なんで…航空機のパイロットが…こんな走り込みしなくちゃ…ならないんだよ! 陸軍かっての!」 真鍋「肺活量があれば何かと便利なのよ。上官に文句を言える体力があるならもう10周は行けるわね。行ってらっしゃい」 律「ひ~…」 澪「鬼だな…」 紬「鬼ね…」 唯「鬼だよね…」 澪「でも凄いよな。私達と同い年ぐらいなのに少佐だなんて! 雲の上の人だよ…」 紬「でも私達はほぼ毎日あの人にしごかれているからそんな偉い人ってイメージないわよね」 澪「そうだよな~何でだろ? 真鍋少佐ぐらいならもっと前線指揮を任されてもいい筈なのに」 唯「……」 澪「いくつなんだろうな~二十歳ぐらいかな?」 唯「同い年だよ。私達と」 澪「唯? (やっぱり律の言ってた通り知り合いだったりするのかな)」 律「もう…走れ…ない…」 真鍋「じゃあジェットエンジンでも付けてみる? あなた大好きでしょう? ジェットエンジン」 律「走ります走ります! ぶいーーーーん」 真鍋「全員集合! 点呼!」 澪「1!」 律「2~…」 紬「3♪」 唯「4」 真鍋「よし、全員いるわね。今日の昼と午後の訓練は休みとする! 各自体を休ませろ、以上」 律「やったぁ…」 澪「休みなんて久しぶりだな! どうしよっか」 紬「お買い物に行こうかしら」 澪「いいなそれっ! 律は?」 律「私は寝てるよ…」 澪「そっか…。唯はどうする?」 唯「私は…」 真鍋「平沢一等兵。ちょっといい?」 唯「は、はい」 トコトコトコ… 律「……唯のやつ何かやったのか?」 澪「心配か?」 律「べ、べっつに~…」 … 真鍋「ここら辺でいいかしら」 唯「何でありますか真鍋少佐」 真鍋「今はお互い休暇中よ。そんなかしこまらなくていいわ、唯。話すタイミングが中々掴めなくていつ話そうかずっと悩んでたわよ」 唯「和ちゃん…なの?」 和「ええ。久しぶりね唯。見違えたわ」 唯「それはこっちの台詞だよ。少佐だなんて…凄いね」 和「ふふ、まあ色々とあってね」 唯「……」 和「……。憂…元気?」 唯「元気…かな」 和「そ…。なんで軍に?」 唯「お金がいるからね…色々」 和「そっか…」 和「今から憂のところに行くの?」 唯「…どうしようか迷ってる」 和「行きなさいよ。次いつ行けるかわからないんだから」 唯「うん…」 和「こんな平和な毎日がいつまで続くかわからないんだから…」 唯「…戦況はどうなの?」 和「私もそこまで詳しいことは知らされてないけれど…こっちが劣勢ね。今はチマチマ補給物資やら何やらを断ったり…後は情報戦ね。上も相手の出方を伺ってるって感じ。ただいつこの均衡が崩れるかわからないわ」 唯「そうなんだ…」 和「だから行っておきなさい。今のうちに」 唯「うん…ありがとう、和ちゃん」 桜ヶ丘病院── 唯「久しぶりだな…ここに来るのも」 ガラララ… 憂「お姉ちゃん?」 唯「…良くわかったね。憂…良い子にしてた?」 憂「大好きなお姉ちゃんの足音だもんわかるよぉ~。うんっ! お姉ちゃんが来るまでちゃんと良い子にしてたよっ!」 唯「そっか。偉い偉い」なでなで 憂「んふぅ~///」 唯「目の包帯換えよっか」 憂「ありがとうお姉ちゃん♪」 ─── 憂「ふ~んふふふふふふ~ん♪」 唯「(何故…この子はこんなにも幸せそうなのだろう。視力を失って…両親も失って…それでもまだ…こうして笑っていられるんだろう…)」 唯「憂、出来たよ」 憂「ありがとうお姉ちゃん! うゎぁ~お姉ちゃん包帯巻くのまた上手くなったね!」 唯「そう? まあ軍に入ってたら自然と…ね」 憂「凄い凄いっ!」 唯「……」 憂「私もお姉ちゃんみたいに何でも出来たらな~」 唯「……。目が見えるようになったら…きっと出来るよ」 憂「そうかなぁ? そしたら今度は私がお姉ちゃんの面倒見るんだぁ。いっぱいいっぱい…」 唯「憂…ありがとね」 憂「お礼を言うのはこっちだよぉ? 変なお姉ちゃん!」 唯「……(憂」 唯「じゃあ私もう行くね」 憂「もう行っちゃうんだ…」 唯「夕方には戻らないと。みんなに心配かけちゃうから」 憂「お友達さん出来た??」 唯「……少しは…ね」 憂「そっかぁ! 今度ここに連れてきてね! 私ね、目が見えなくてもりんごが剥けるようになったの! お姉ちゃんに食べてもらいたくて…」 不意に憂の手に目をやると、そこには傷だらけになった手が目に入った。 唯「バカッ! そんなことしなくていいの!」 憂「えっ…」 唯「憂には…憂にはそんなこと出来ないんだから! もし動脈でも切ったらどうするの!」 憂「ごめんなさい…」シュン… 唯「……憂は治すことだけに専念して。いい?」 憂「でも…」 唯「いい!?」 憂「うん…わかったよお姉ちゃん…」 これだ。これが私がここに来たくない理由なのだ。こんな痛々しい妹を直視したくない…。簡単に言えば現実を受け止めたくないのだ。 ただ、そこにいればいい。それが燃料になって私は動けるのだから。私は憂をそんな都合のいい人形にしている…。 唯「じゃあね、憂」 憂「また来てね…! お姉ちゃん!」 私は、それを聞こえない振りをして病室の扉を閉めた。 23
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